今週は、京友禅作家の千地泰弘先生による着物勉強会でした。
着物マニアの間では、千地先生は中村珠緒さんが贔屓にされていることでよく知られていますが、
1979年にはベルギー国立バレエ団の衣装をイッセイミアケ氏とジョイント制作、1981年にはハリウッドにて作品発表を行い、エリザベス・テイラーやグレース・ケリーらのドレスも製作。またスペイン貴族の中でも最も格式あるアルバ家の顧問デザイナーに就任。
イタリアで公演されたオペラ「蝶々夫人」「千姫」等の衣裳、歌舞伎では国立劇場30周年記念講演の市川猿之介の宙吊り衣裳などを製作。
他にもロサンゼルス西本願寺のウィステリア小聖堂の壁画の制作、フランシスコの仏教センターの壁画を制作し、仏教画家としても多忙な先生です。
そんな先生からお話が聞けるとあって、大人気の勉強会です。

こちらは蓮糸つづれ帯
たて糸には三眠蚕の繭糸を使用
よこ糸には蓮糸と繊細な笹繭を組み合わせ、西陣伝統の綴れ織の技法で手織りされているため、
軽くて丈夫で締めやすい帯になるそうです。
”ある姫君が仏の世界を見たいと念じていたら、夢枕に仏が現れて「ハスの茎からとった繊維で糸を作り、布を織りなさい」と教えた。姫君がそのとおりにすると、蓮糸の布には見事な極楽浄土が描かれていた”
との逸話付きです。
仏像絵師としても活躍される先生の作品らしく、蓮糸で織られた帯に大輪の蓮のデザインが美しく
極楽浄土の蓮の池に咲く蓮のイメージそのもの。


そして、雪をかぶった寒梅のと金閣寺。
そういえば和歌山城の梅の花も少しづつ咲き始めました。
tokyokimono_sohgohgakuin


















半衿と八掛(そして草履も)鶯色で纏めてみたり









裂いて、織りなおして…



帯留めに細工しなおして…





