こちらの色鮮やかな布地は、伝統工芸作家山田全先生による作品で、アール・ヌーボデザインの巨匠、エミール・ガレの作品にインスパイアされてできたものです。
そして先生の後ろにある美しいブルーの着物はトルコにある世界遺産「アヤ・ソフィア」をテーマにした作品です。
一年から続く閉塞感でやもやしがちだった気分も、鮮やかな色彩の中に入ると不思議と穏やかになります。
そんな作品に囲まれてのお勉強会。 先生方は作品の引き立て役となるべく、控えめに…
といいつつもこだわりが各所に忍ばせられるのが着物の良いところ!
小花柄の半衿に臙脂色の帯締めでアクセントにしたり
無彩色でありながらどこか辛口なデザインの帯にピンクの帯揚げをちらりと見せたり
半衿と八掛(そして草履も)鶯色で纏めてみたり
可愛いネイル(生徒さん作品)をアクセントにしたり
山田先生のエミール・ガレ風の作品と似合わせた色調の、これまた山田先生作の木蓮柄の帯にキラキラビシューを帯留めにしたりして。