着物日記 如月編

 

 

先日の講師陣の装い

沖縄花織の帯に白鷹御召のコーディネート。

先生本人のお気に入りポイントは黒字に可愛い色の帯、なのですが

他の先生達から「花織って高級品なのよ 🙂 」 「それに、その着物も上物」と注釈が入りました。

 

 

白鷹御召は山形県白鷹町で製作されてきましたが、今ではたった二件のみの工房が手掛けているとのことです。

先生一押しの可愛い柄。15世紀に南方から沖縄に伝わった技法が使われています。

 

続いては御召の訪問着に染め帯のコーディネート。

ふんわりと穏やかなグラデーションがとても綺麗です。

 

この帯は濡れ描き染作家の山田全先生の作品で、この帯を締めるたびに実家の庭にあった木蓮の木を思い出すそうです。

 

 

色無地の着物に金彩作家の先生作の帯を締めた先生。

 

名古屋帯ですが、附下から紬まで楽しめる使い勝手のよい帯だそうです。

引き締め用の赤とのコンビネーションも素敵!

 

 

最後は小紋にリバーシブルの帯のコーディネート。

 

 

遠目に松葉と桜模様?と思いましたが、近くで見ると兎。

上品さと遊び心の両取り!

 

 

色味は押さえて小さな柄や帯揚げにひねりを加えることで個性がでます。

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