歳時記(6)

正月 1月1日

正月は新しい年が始まる月。

一年に一度「年神様」が訪れる特別なとき。

かつて正月は春が始まる「立春」の頃に行われていました。

春の訪れは、さまざまな生命の誕生をもたらします。

新春を祝う「めでたい」と言う言葉は「芽出度い」

新たな芽吹きからきているともいわれています。

 ※年神様

 新しい年に実りをもたらし、人々に命を与えてくれる神様でもあり、

 ご先祖様でもあるとも考えられています。

 

元旦

という字は、はじめと言う意味を持ち、

は「日の出」「朝」「夜明け」という意味があり、

元旦は一年のはじめの朝と言う事になります。

 

人日(じんじつ)の節句  1月7日

「七日正月」といい朝食に七草を入れたお粥を食べて「七草のお祝い」をします。

 

七草(春の七草)

芹(せり)、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ

 

野に咲く若葉を食し、自然界から新しい生命力を得ることで無病息災と長寿を願います。

七草粥が青葉が少ない時期にビタミンをとり入れ、正月のごちそうで疲れた胃腸を休ませます。

 

 

節句には五節句があります。

1月7日  人日の節句

3月3日  上巳(桃)の節句

5月5日  端午(菖蒲)の節句

7月7日  七夕(笹)の節句

9月9日  重陽(菊)の節句

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