歳時記(3)

12月(師走)

いよいよ12月です。1年最後の月になりました。

語源については、年末で皆忙しく、普段走らない師匠(僧侶)さえも忙しく走り回る月だからという解釈が一般的なようです。

ゆったりと春が来るのを待つという意味から「春待月(はるまちづき)」とも呼ばれます。

 

 

お歳暮(おせいぼ)

12月初旬から20日頃

1年の終わりに際し、その年にお世話になった人に感謝して品物を送ります。

本来は相手先を訪問してあいさつの言葉とともに贈るものです。

現在では、ほとんどデパートなどからの配送にゆだねられています。

 

 

正月事始め

12月13日

正月の準備を始める日

昔はこの日に門松や雑煮を炊くための薪など、正月用の木々を山へ採りに行く習慣がありました。

現在では正月の飾りも年末まで市販されているので、この日にこだわる必要はありませんが、正月の準備は28日までに終わらせるようにしたいものです。

作業が残ったとしても、29日は「苦の日」と言うことで避けます。

31日も一夜飾りといって飾り物やお供えなどの準備に向かない日とされています。

 

 

 

 

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