<御召(おめし)とは…>
御召縮緬と言っても普通の縮緬とは質感が全く違い、少しハリがあってシャリっとした肌触りです。丈夫でシワになりにくいのが特徴です。
<御召ブーム再来!!>
お着物が好きな方の中には、「私は御召はあまり好きではないわ」という人がいるかもしれません。重いとか、質感が好きではなかったとか?
しかし、今再び御召に熱い視線が注がれています。それには訳があるのです!
ちょっと覗いて行ってください。
昭和の頃、丈夫さが好まれ一大御召ブームが起きました。しかし、それに乗ろうとたくさんの後発品が出ました。そうすると品質が悪いものも出回るようになり、ブームは下火になって行ったそうです。
しかし!
本来の御召は
●サラッとして裾捌きが良い
●シワにならない(復元力がある)
●強度がある(三代着られると言われる)
のが良いところ。
さらに近年のこの暑さで、単衣を着る時期が長くなると、、、
一枚でも丈夫で、膝やお尻部分が伸びない!
透け感があるものやレースの様な模様を作る技術が出来てデザインが豊富になった!
そして
人気になると、また様々なものが作られる様になって来ます。近年では全国各地の織物産地で様々な御召が織られる様になって来ているそうです。
<御召の違い>
●ちみつさ(糸の細さ、縦糸の数)
●練りの強さ(繭から取った糸に付いているセリシンというタンパク質を除く工程。半練り〜全練りを使いわける。)
様々な御召がある中で、これらの違いで品質に差が出てくるわけです。
<萬次郎さんの御召>
しっかりと練って、強い撚りをかけて細くても丈夫な糸を作り、緻密に織ることで、昔の御召に比べて軽くても丈夫な生地を作っていらっしゃるそうです。


単衣で仕立てると襦袢の色によって違った雰囲気が出ます。

7年前くらいから制作できる様になった技術なのだそうです!


かすみ草
ダリア
モチーフが素敵💗































































