着物を涼しく着る工夫

洋服だって暑さがたまらない今年の夏、

そんなときこそ着物の白い衿と白い足袋は見る人に清涼感をもたらしてくれます。

背筋をピンと伸ばして「暑くないわよ!」という顔をして

颯爽と着物で出かけましょう。

ただし、暑さ対策は万全で!

 

★長襦袢の工夫★

暑い時期の長襦袢はフォーマルでなければ麻がオススメです。

肌触りがさらっとしているので涼しく感じます。

 

★肌着の工夫★

肌襦袢の代わりにクレープ地の袖無しや、

衿ぐりの大きい洋服用の汗取り下着も良いでしょう。

裾よけの代わりにステテコも快適です。

 

★着方の工夫★

着方によっても暑さは和らぎます。

風が通るようにゆったりと着ましょう。

腰紐など締めるべきところはきちんと締めますが、

他の紐類はやや緩めにします。

また、時間に余裕を持って、焦らず落ち着いて着ることも

汗を抑える秘訣です。

 

★こんな工夫も★

 着付けの前に汗をかくところに清涼感のあるパウダーをはたいておきます。

 外出時は小さい保冷剤をハンカチに包んで持っていきましょう。

 手を冷やすと汗が収まります。

 

TPOや守るべきルールもありますので、

担当の先生と相談しながら夏のお着物を楽しんでくださいね。

くれぐれも水分補給はこまめにしてくださいね!

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