カテゴリー: 和歌山校

着物日記 睦月編

 

初心者向け表千家の茶道レッスン申込み受付中です。

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彩ろう染めという技法で染められた着物に、老舗「誉田屋」の袋帯を締めた学院長

 

 

正統派な装いがとってもお似合いです。

 

 

 

続いては、何十年も前に購入したというしょうざん紬に、道長の柄行の帯を締めた先生。

 

手の揃え方は、作家の先生から手が綺麗に見える揃え方と教えてもらったそうです。

 

 

 

お次は、御召の訪問着を着た先生

裾からちらりと見える、誕生花のユリノキがとってもおしゃれ。

 

普段はしゃれ帯をあわせるところ、今回は金彩の帯にしてフォーマルに着こなしています。

 

 

 

色紙の金糸が織り込まれた訪問着に、川嶋織物の袋帯の先生

 

 

金、白(銀)のアクセントに邪魔にならない水色で、地色の黒がよく引き立っています。

 

着物日記 師走編

気が付けば一年もあと10日!
自分たちが知らない間に少しずつ地球の自転が早まって、日々の時間も少しずつ短くなってしまっているのではないかと疑ってしまいます。
ですが昔の人も「光陰矢の如し」と言っていたくらいなのでそんなことはないのでしょうが…

 

 

さて、温暖なはずの和歌山市でさえ日中に雪がちらついた冬の日の和歌山校にて

 

まずは学院長

 

この季節は御召があったかいそうです

帯はリバーシブルのもので今日は無地の面をメインに

 

 

 

 

 

続いては、今日のような寒い日にはぴったりな山形間道の着物姿の先生

 

帯は縮緬の名古屋帯 
「少し渋すぎたかな?」とのことですが、普段明るい色合いを着ている人が、稀にシックな色を着ると雰囲気がでますよね。

 

 

 

 

お次は大島紬に最近購入した帯を締めた先生。

ちらっと袖口から見える長襦袢の袖の感じがとても素敵!
ネイルはネイリストの生徒さんによる、クリスマスバージョン
先生の最近のお気に入りのカラーが赤ということで、ネイルと帯締めの色がリンクしていておしゃれ

 

 

 

 

 

最後は、うさぎ年もそろそろ終わってしまうので着収めに…
というわけではないですが、兎柄の紬を着用の先生

 

 

帯は塩瀬の帯で更紗模様

 

来年は龍柄の紬にいきますか?

高校での出張授業

 

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地元高校にて着付けの出張授業を行いました。







 

 

 

ことの始まりは家庭科の先生から、11月の文化祭で生徒たちが自分で手作りした浴衣を自分で着装して、自分で帯を巻いて皆の前で披露させてやりたいので…指導を。という先生の熱い想いをお聞きしたからです。

喜んで協力をさせて頂きました!


初めての体験に戸惑いながらも出来上がった姿に皆さんから わぁ!凄い!と感動の声でした。

 

 

若い人達が日本の伝統を楽しんで体験してくれるのを見るのはとても嬉しいものです。

 

この度はお声掛けありがとうございました😊



 

写真掲載のご許可もありがとうございます。

テーブルマナー講座

 

先日、アバローム紀の国にてテーブルマナーの講習会を開催しました。

 

 

 

従来ならば単衣の着物の季節ではありますが、気温が30度を超えるともなれば、おのずと装いも夏物もの、単衣もの、と其々の体感温度によって様々でした。(おしゃれなベレー帽を合わせた生徒さんも ♡)

 

 

 

 

 

 

講師の方も楽しく講習をして下さり、皆さんからお料理も美味しかったよ〜!楽しかったよ〜!というお声でした。

 

 

 

涼しくなったら次は紅葉狩り♪

着物日記 長月編

 

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縦のラインが際立つ紋紗の着物に裂織の八寸名古屋帯のコーディ―ネイト

 

 

 

 

誕生花のササユリの着物。本当は絽の小紋だったのを附下風に仕立ててもらったそうです。

帯は絽の綴れで、ユリのピンク色に似合わせて大満足!

清楚で可憐な雰囲気が素敵です。

 

 

 

今朝は心持涼しく感じたので、夏単衣のさわやか縮緬の着物を。

ほんのりブルーを感じさせるコーディネイトで爽やかな雰囲気。

 

 

 

紋紗のお召に絽の塩瀬の紅型帯のコーディネイト

千鳥飛び交う荒浜や…

半衿は夏とのお別れを惜しんで、着収めにスイカとかき氷!

 

 

着物日記 葉月編

8月11日から8月16日までお盆休みのため休校いたします

 

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いつのまにやら八月に突入していました…

 

 

明日11日から16日までお盆休みということで、ちょっぴり浮かれ気分な学院です。

 

 

まずは柿渋染めの紗紬の着物に羅の八寸名古屋帯を締めた学院長

 

 

柿渋染めの紬ということで、ほっこり感も出せそうな着物ですが、むしろきりっと縦縞効果が抜群に効いてぐっと長身に見えます。

 

 

 

 

紬の小紋に先取り秋柄の夏物名古屋帯の先生。

 

暑さと闘いながらの仕事着(着物)ですが、涼しげに見てもらえれば嬉しい!とのこと。

 

夏にぴったり琉球紬にもじりの帯コーディネイトの先生

 

 

ネイルも花火大会をイメージした可愛いデザインです。

 

 

爽やかなグリーンの着物に米沢織の帯を合わせた先生のコーディネイト

 

帯の名称は「陽炎」だそうです。かっこいい!

 

着物日記 皐月編

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五月も後半に入ってきました。ということは一年の半分ももうすぐということ?と空恐ろしい気分になるのは何故でしょう。

 

もうすぐ六月。単衣の着物に紋紗の唐織の九寸名古屋帯コーディネイトの学院長

 

 

 

次は、単衣のお召小紋に名古屋帯の先生。「カッチン染め」という技法が使われているこの帯を締めたくて、このお召を選んだという先生。

この菫の花の周りの白抜きに見える部分、これが単なる白抜きではなく、ひび割れたかのような風合いに染められており、これがカッチン染めだそう。

 

「これ、先月の写真と同じ着物よ」と言われたのですが、言われなければ気づきませんでした。帯や小物を変えるとすっかり着物姿が別物に代わってしまうのが着物の素敵なところ。

 

 

雨の日は水に強い屋久杉染の大島紬。

ほんのりピンクで優しい色合いの大島紬。帯の間にきっちりと仕舞い込んだ帯揚げも柔らかな紅色でなんとも可愛らしい雰囲気。でも子供っぽくは感じさせないのは美濃和紙の帯の落ち着きのおかげでしょうか。

 

 

ネイルデザインは生徒さんによるアジサイ。薄いピンクにグレーと少しの赤で、今日のきものコーディネイトに合わせたかのよう。

 

おもわず食いついてしまった干支柄

干支の動物たちが!!さりげない遊び心が大好きな人にはたまらない単衣の紬です。

黄色の唐草文様を半衿に使うのもまた素敵。

 

 

 

着物日記 弥生編

 

和歌山校にて、表千家の初心者向け茶道レッスンを始めました。

 

敷居が高そうで遠慮していたけれど、一度試してみたいと思っていた…

そんな「ちょっと試してみたい」の気持ちにお応えできるよう、肩ひじを張らずに楽しんでいただける表千家の茶道教室を和歌山校にて開講いたしました。

茶道の立ち振る舞いは生活の基本となる動作。美しい立ち方、座り方など、日常生活の作法が自然と身につきます。

 

詳細はお問合せフォーム、もしくはお電話にてお問合せください。

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先日の講師陣の装いです。

 

 

今年初めての単衣に伊勢型の縮緬地の染帯のコーディネイト

 

気温が高くなるのが早く、単衣に袖を通すのも年々早くなってきます。

 

 

 

横段柄のお召に明綴れの名古屋帯姿の先生。

 

半衿はハンカチをリメイクしたお手製のものだそう。

今回のポイントは御召だけれど御召らしからぬ生地の柔らかさと、その柔らかさがもたらす「とろみ感」。体のラインに綺麗に沿い直線的な着物姿に女性らしいたおやかな印象をもたらします。

 

 

屋久杉染めの大島に博多帯。気分は九州?

せっかくの屋久杉染の着物なので、帯締めは屋久杉を思わせる緑でもよかったかも?とのことですが、生徒さんから「赤は戦いの色だからいいの!」と励まされたそうです。

「何と戦うのですか?」と聞くと「ふふ、内緒 😛 」ですって。女も外にでると7人の敵というところでしょうか?

 

最後は、先日Instagramに投稿した動画の再生回数が思いのほか伸びた先生。

 

着物は赤城紬の柿渋染め。

そして、帯は昔の着物を裂いて織り直した裂き織の帯です。

 

茶道教室始めます!

和歌山校にて、表千家の初心者向け茶道レッスンを始めました。

 

 

 

敷居が高そうで遠慮していたけれど、一度試してみたいと思っていた…

そんな「ちょっと試してみたい」の気持ちにお応えできるよう、肩ひじを張らずに楽しんでいただける表千家の茶道教室を和歌山校にて開講いたしました。

 

茶道の立ち振る舞いは生活の基本となる動作。美しい立ち方、座り方など、日常生活の作法が自然と身につきます。

 

詳細はお問合せフォーム、もしくはお電話にてお問合せください。

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着物日記 卯月

本日の講師陣の着物姿です。

 

まずは学院長。

糸目糊で模様を描く糸目友禅の着物をお召です。柄は葡萄でぼかし染め。

遠目には控えめな装いに見えますが、葡萄柄はどことなく中東のオリエンタルな雰囲気を醸しだします。伝統工芸士の堀省平先生による作品だそうです。半襟と足袋をきりっと白にすることで、端正な雰囲気が際立ちます。

 

雨の天気予報を聞いて、こちらの先生には珍しく大島紬姿。

名古屋帯は染め帯で、柄はインゲンの花。「しっくりと地味目のコーディネイト」とのことですが、一面ビーズの半衿やブローチを改良した帯留めで個性もしっかり追加。

 

 

4月初旬ですが、暑さに負けて二重紗の着物にしたという先生。

帯は博多帯で今日の着こなしポイントは、ちょっと変わった帯締め。

 

 

 

 

淡いトーンの着物は楓柄の江戸小紋にで、それに合わせた堀先生による金彩技法を使った名古屋帯。

帯締めは4色からなるもので、締め方で色の出方が変わります。

 

 

今日は、伝統工芸士の堀省平先生による勉強会でした。

先生の作品をいくつかご紹介します。先生の作品は金彩工芸士ならではの煌びやかな金箔を何枚も重ね、金箔一つ一つに繊細な柄が浮かび上がっているのが特徴です。 また、その技法は金彩技法を用いての絶妙な 箔使いでプリズムの魅力を最大限に生かすことにあります。

こちらの帯は、11人の伝統工芸士の手による作品だそうです。金で縁取られた花が浮き上がって見えます。
華やかさというよりも緊張感すら感じさせる作品です。

実物をみながら工芸士達の拘りと日々の修練についてのお話を聞ける機会。

コロナで京都伝統工芸産業も大きな打撃を受けてこられたそうですが、是非とも貴重な技術と伝統を次の世代へと引き継いで残して頂きたい気持ちがひとしおです。